おひさです〜卒研について〜

hiro11282007-02-20

卒研無事?に終わり、今は実家にいます。


のんびりしたいけどそうも言えず、健康診断やら3月には支部研、旅行、企業が出す2級建築士のテストやら、もちろん恒例の近況報告の手紙、あと個人的に問題事があり、企業へ電話をしなければいけなくて、今頭に思い浮かべるだけでざっとこれだけの事をやらんといけん。


おし!やるぞって気持ちと旅行以外萎えるわ〜って気持ちが心の中で交差している。


それでも頑張らんとって気持ちの方が8:2で大きいけ〜この春は頑張っちゃろ〜かって気持ちでいます。


そうした気持ちになれたのは卒研で過ごした日々が影響しており、提出までの1ヶ月いっしょに過ごした3年生にはいろんな事を教わった気がする。本当はおれが教えんといけんのに・・・濃かった。


今回の卒研で手伝ってくれた3年生4人は、自分のことのようにおれの模型造りを頑張ってくれた。毎夜毎夜学校に来て、カッターを使い長時間スチレンボードと向き合いながら、愚痴もこぼさず頑張ってくれた。


あれだけ後輩が頑張ってくれたのに、完成した作品は提出が遅れ、規定の枚数にも足りず、中途半端になってしまった。


提出が終わった瞬間、脱力感が襲い、家に帰宅してすぐ布団に潜った。


あの時はあれだけ頑張ってくれた後輩への申し訳なさで精神的にまいってしまった。


提出から発表まで約1週間ほど時間があったがほとんど廃人のような生活で、タバコの本数も相当な数を吸い、飯もロクに食べてなかった。


発表当日は3年生も見に来てくれて、評価をつける先生方の前ではうまくプレゼンが出来たが、それでも提案すべき図面が足りなかった、もっと完成度を高くしていれば良い評価が得られただろうと頭の中で思うと、終わったという達成感がなかった。


正直、おれは卒業研究なんて適当にやればいいって考えだった。


今でもそうかもしれない。


しかし今回の場合は3年生が本当に親身になって手伝ってくれたので、一種の共同研究のような物に似ており、自分1人で作品を造っているのではなく、みんなで1つの作品を造っているような感覚だった。


作業をした1ヶ月で、3年生との接し方が作業前に比べると自分自身素を見せれるようになったと思う。


本当に3年生と過ごした時間は忙しくも楽しい時間だった。


それだけに最期の最期で責任を果たせずに中途半端な成果物になってしまったことへの後悔は大きく、自分1人の問題ではない、後輩に申し訳ないって気持ちが押し寄せてきた。


あの時は色んな人に電話をかけ、自分の弱い部分を曝け出し相談した。


そして、このままじゃいけん!って気持ちが強くなった。


自分に甘い考えを捨て、人に頼るんじゃなく、もっと率先して物事に取り組むような人間にならんといけん気がする。これがおれの決定的に欠けている部分だと3年生や卒研で気付かされた。


ポジティブに考えれば今回のことで社会にでることへの危機感が増して、それに比例して努力していこうって気持ちになれた。


こうして人は大人になっていくんでしょうか?


これからはもっと羞恥心を持って行動し、更なる高みに進んじゃろうって思います。



P.S.3年生の皆、本当にありがとう!
おれを反面教師にして、来年は卒研と遊びをうまく両立し、自分の納得いく最期の学生生活を満喫してください!
おれも来年から新たな目標に向かって頑張るけ〜さ!